抜け毛のメカニズム

人は加齢と共に毛が抜けていきます。人によっては若い時から抜けてしまう事もあるでしょう。何故なんでしょうか?抜け毛ののメカニズムとは?それを防止するには?

まずは髪の毛のメカニズムを知る

髪はなぜ抜けるのかの前に、”そもそも髪の毛とは?” ”自然に抜ける事” ”なぜ生えてこない・” のメカニズムを知る事が重要です。

ヘアケアのノウハウの基礎を支えているともいえる髪の毛のメカニズム。少し専門的で難しいかも知れませんが、それを知ることで、あなたのヘアケアは大きく前進するはずです。

早速、そもそもな髪の毛の構造・ライフサイクルを知りましょう。

髪の毛の構造

毛根図は、髪が生えている状態の断面図です。

髪は頭皮から上に伸びる「毛幹」と、下に隠れた「毛根」に分かれています。こうした髪がおよそ10万本(男性の平均的な数)、人の頭には生えています。

こうした髪は、正常でも1日に50から100本が抜け落ちます。しかし心配ご無用。ほぼ同じくらいの数の新しい髪の毛が生まれ、10万本がほぼ一定に保たれているのです。

正常な髪の一生(ヘアサイクル)

■成長期 【地肌が元気だと髪の成分がどんどん上に】

毛母細胞でつくり続けられる髪の成分は、次々と上部へ押し上げられ、やがて毛幹になります。
このように、1つの毛母細胞が盛んに1本の髪を生成し続ける期間を、その髪の「成長期」と呼び、通常3年から6年の間続きます。

■退行期【生長は自然と弱まる。】

その後、毛母細胞での髪の生成が衰える時期が訪れます。これが「退行期」で、期間はおよそ2週間。
しかしこの「退行期」も自然のなりゆきで、心配することはありません。

ヘアサイクル

■休止期 【生長が止まれば、抜けるのを待つだけ。しかしこれで正常。】

「退行期」を過ぎると毛母細胞の活動は完全に止まり、やがて脱毛を待つばかりの「休止期」を迎えます。それから約3カ月ほどで、髪は自然に抜け落ちます。そして毛母細胞はひと休みした後、また数年にわたって髪をつくり続けるため活動を再開します。
通常、10万本のうちの約10%にあたる1万本が、実は「休止期」にあたります。

以上が健康な髪の一生です。正常な髪は、このサイクルを繰り返しながら生まれ変わっています。


これでお分かりのように、ヘアサイクルが正常に機能していれば、毎日抜け毛があるのは当然。まったく心配はいりません。

しかし、心配な抜け毛があります・・・。

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心配な抜毛(まずは毛根のチェック)

脱毛といっても、年齢や状態によって種類は様々です。一般的なものは、 症候性脱毛 結髪性脱毛 円形脱毛 若年性脱毛 など。

この中で特に深刻なのは、たぶんみなさまと一番関係がありそうだと思える若年性脱毛でしょう。これは、本当なら成長期にあるべき毛母細胞が正常に働かず、髪が本来の寿命をまっとうできずに抜け落ちてしまうというもの。

毛根自体が小さく、弱々しく、頭皮にしっかりと根を張っていません。当然髪の成長もかなわず、様々な負荷のため細く柔らかいうちに抜け落ちてしまいます。

正常な毛根
若年性脱毛の毛根

正常な毛根は、左のイラスト。本来の寿命をまっとうして自然に脱毛した髪の毛の毛根は、根本がふくらんでいます。逆に若年性脱毛の毛根は、根本付近にいくほど細くなっています。
さて、あなたはどちら? もし右の写真のようなら、真剣にヘアケアに取り組む必要があります。

若年性脱毛の原因は“角栓様物質(かくせんようぶっしつ)”

では、なぜ若年性脱毛が起こるのでしょう。正しいシャンプーをしていない、規則正しい生活を行っていない、食生活が乱れている──などなど、容疑はいろいろ考えられますが、長年髪のメカニズムの研究に取り組んできた会社によると、「角栓様物質」(かくせんようぶっしつ)が原因だと言っています。

各栓様物質が出来るメカニズム 

1.体の中にある「テストステロン」という男性ホルモンと、毛母細胞中の「リダクターゼ」という酵素が結合して強力な脱毛ホルモン、「DHT=デヒドロテストステロン」ができる。

2.DHT=デヒドロテストステロンが、毛母細胞での髪の生成を妨げる。

3.DHT=デヒドロテストステロンには皮脂腺を刺激する働きがあり、そのため過剰に分泌された皮脂が毛穴の中の古い角質と混ざり合い、「角栓様物質」という大きな塊となって毛穴を塞ぎ、育毛を阻害する。

若年性脱毛の基本的な対処

■脱毛ホルモン「DHT=デヒドロテストステロン」の生成を抑える。

■「角栓様物質(かくせんようぶっしつ)」を取り除き、毛母細胞を再び活性化する。

 

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